婚活バスツアーって、旅行しながら相手を見つけられるんだよね?何だか楽しそう!旅行好きだから、参加してみようかな~♪
ちょっと待ったぁ!!気軽な気持ちでバスツアーに行くと、「想像と違った」と、ものすごく疲れて帰ってくることになるよ!気をつけておきたいポイントを5つにまとめたので、この記事を読んで、参加するかどうかを決めたり、参加しても十分楽しんで帰ってきたりしてほしいなと思うよ。
婚活バスツアーって、どんな流れなの?
婚活バスツアーは、上記のようにバスに乗って目的地へ行き、観光しながらお相手と交流を深め、最後のバスの中で気に入った方の番号を書き、お互いに合えばカップル成立となります。
【当日、もしくは当日までに必要なもの】
・身分証明書の提示(独身証明書は必要ありません)
・旅行代金の入金(クレジットなどで事前に入金する流れになります)
・プロフィールカード(趣味や好きなタイプなどを書くもの)
・アプローチカード(自分の連絡先など書かれたもの。フリータイムなどで渡せる)
婚活バスツアーが危険だというのには理由があって、ほかのイベント型婚活と比べて、拘束時間が長いんです。普通のツアーなら、移動中のバスの中で寝たり、スマホを見たりという自由な時間があるのに、婚活バスツアーはその時間もお相手とお話をしなくてはいけません。5つの危険ポイントと対策を紹介していきますね。
婚活バスツアー危険① バスの中が苦痛かも?!
バスの座席は指定席 交代はあるが、一回30分程度のトークタイム
行きや帰りのバスの中は、自由時間ではなく、お相手と交流を深める時間となります。しかも座席はバス会社の方で決められてしまいます。特に行きのバスの中は、顔合わせもする前から、お互いの紹介カードを渡して、いきなり30分程度の交流時間になるわけです。この最初のトークタイムで、もう疲れてしまう人もいるみたいです。
相手との身体的な距離が近い
貸し切りバスで、お相手とは隣同士の席で話すことになります。そのため、身体的距離がいきなり近いというのも、心の準備が必要なところです。身体の大きい人だと、身体と身体が触れてしまう可能性もあります。この点も、ある程度予測していないと、いきなりびっくりして引いてしまいかねません。
好みの人と話せず終わってしまう可能性も
目的地まで何回か席替えをしますが、参加者全員と話す前に目的地についてしまうこともあるようです。そのため、顔合わせで話してみたいなと思った人と、話す機会がない、ということも起こりえてしまうようです。
危険①の対策 バスの中は沈黙を恐れず「情報を得る場」と割り切ろう
バスの中は、いきなりのトークタイム。ここが実は一番のハードルだったりします。お相手の人は、自分のタイプではない人であったり、話しても話しても話が続かず、気まずい空気が流れる人かもしれません。
でも、しーん。となる沈黙を恐れないで、「沈黙しても仕方ない、普通の友達とでも沈黙はある」、とある程度割り切ること。
また、最初の段階で好きになれそうかな?など、大きな期待はしないで、「バスの中は情報を得る場」だと割り切ると、落ち着いていられます。
仕事は?将来の希望は?家族構成は?結婚に対する本気度は?趣味は?など、この人はどんな価値観をもっているのかな?とリサーチする感覚で、バスの時間を乗り越えていきましょう!
婚活バスツアー危険② グループ行動にひそむ危険
いいなと思う人とグループになれない可能性も
このグループ分けも、「くじびき」で決めたり、主催者が決めたりしてしまう場合がほとんど。そのため、顔合わせで話したいなと思った人とグループになれない可能性もあります。全くタイプではない人たちとのグループになってしまう可能性もあるわけです。
話が盛り上がらないグループに入ってしまうかも
頑張って話しかけても、話が盛り上がらず、悲しい想いをするなど、話が全く盛り上がらないグループになってしまう可能性もあります。そうなると、せっかく観光して珍しかったり、楽しいものを見ても、盛り上がっている他のグループに目がいって旅行自体が楽しめなくなってしまう可能性もあります。
逆に、仕切り屋のような人に振り回されてしまうかも
盛り上がらないグループと対照的なのが、盛り上がりすぎてしまうグループです。全員に意見を決めて行動を決めてくれるなら良いのですが、グループの盛り上がった人同士で色々決めたりあちこち行ったりして、振り回されてしまう可能性もあります。また、ゆっくり観光したいのに、そばでずっと話しかけられて、不快な思いをする、ということもあるかもしれません。
危険②の対策 良いグループでなかったら「純粋に旅行を楽しもう!」
せっかく旅行に来たのに、周りに振り回されて疲れてしまうのはもったいないもの。好みの人とグループになれなかった場合には純粋に旅行を楽しみましょう。旅先の中で新しい発見を見つけたら、それを同じグループの人へ伝えるのもあり。「話を聞いてくれる人が近くにいる」という感覚で旅行を楽しめば、周りに振り回されすぎません。また、旅行を楽しみたいのにしつこく隣で話しかけてくる人がいて、自分が不快だと感じた場合は、ツアーのコンダクターに相談しましょう。もちろん、自分から「今は旅行を楽しみたいので、静かにしてもらえますか?」と伝えてもOKだと思います。
婚活バスツアー危険③ 一人ぼっち?自由席の昼食
昼食会…一人ぼっちになってしまう可能性も
昼食の席は、指定席の場合と自由席になる場合と、両方あるみたいです。詳しくはツアー内容に記載されている場合もあるので、自分が参加するツアーがどちらなのか、目を通しておくとよいでしょう。自由席の場合は、その前のグループ行動で盛り上がったグループは、そのままグループで食事の席を選ぶ場合が多いようです。そのため、グループ行動でよい人に出会えずお目当ての人と話そうと思っても、すでに仲間ができていて話しかけづらい…という状況に陥る可能性があります。
あれこれ考えているうちに、ひとりぼっち…なんてこともあるかもしれません。
違う人と話したいのに、そのグループから逃れられない可能性も
グループ行動である程度話せたから、もっと他の人とも交流したい。そう思っても、自由席で話しかけてきた人がずっと話しかけてくる…なんてこともあるかもしれません。まずは自分から「他の人とも交流したいので、いったん違う席にしてもよいですか?」と言えそうなら伝えてみましょう。
このあたりのコーディネートは、残念ながらツアーコンダクターがやってくれるわけではありません。そのため、自分で動いていかないと、何も収穫を得ることができないのが、婚活バスツアーの難しいところなのです。
危険③の対策 ツアーコンダクターを上手に活用しよう
婚活バスツアーに同行してくれるスタッフ(ツアーコンダクター)は、基本的には何もしてくれないと思っておいてください。だからこそ、自分からヘルプサインを出して、積極的に活用していくことが大切だと思います。
「○○さんの近くで食事をとりたいので、声をかけてもらえませんか?」
「ずっと同じ人から話しかけられてしまうので、違う人とも話したいことを伝えてもらえませんか?」
など、きっかけを自分からはつかめなくなってしまっている場合には、自分から要望を出して、間に入ってもらいましょう。ただ、チャンスやきっかけをもらったら、あとは自分で頑張るという心意気は重要です。最初はお目当ての人と話せなくても、うんうんと聞き役に回って情報を収集しましょう。そして、話せるきっかけをつかみましょう。
婚活バスツアー危険④ フリータイム 何をすればよいか分からない!
気になる人はいるけれど、自分からは話しかけに行けない
気になる人はいるけれど、これまでバス運もグループ運も悪く、全く話す機会もなく、フリータイム。自分から話しかけに行く勇気はないし、他の人と仲良く話しているから話しかけづらいし、この時間何をしたらよいのだろう…ともんもんとしてしまう時間が流れてしまうかもしれません。「フリータイム」の動き方(立ち回り方)がよくわからず、無駄にお土産を見るふりをしてウロウロ…なんてこともあるかもしれません。
好みではない人に、ずっとついてこられてしまうことも
逆にあるのが、お土産をゆっくり見たいのに、好みでない人から横でずっと話しかけられてしまい、苦痛。もしくは、違う人に話しかけに行きたいのに、他の人が話しかけてくるから行きにくい。ということもあるかもしれません。
危険④の対策 断る準備は大丈夫?気になる人へは自分から
フリータイムは効率よく動きたい時間の一つ。ぜひ、行動目標を決めて、「自分から」行動を起こしてほしいと思います。具体的には、
気になる人がいるけれど、これまで話すことができていない場合。→「今日、機会が合わず話せませんでしたが、気になっていたんです。よかったら連絡ください。」と言って、アプローチカードを渡す。
気になる人はいなかった。→話のネタになりそうなお土産を探す。
気になる人はいるけれど、他の人から話しかけられて動けない。→「すみません、他の人との話したいのでごめんなさい。」と話を強引に切って、気になる人に話しかけに行く。
ぜひこの「自由」な時間を効果的につかってほしいなと思います。
婚活バスツアー危険⑤ バスの中でカップル誕生?! 一日中気をつかってもうクタクタ。
帰りのバスの中で、第一希望から第三希望まで書いて、お互いに合えばカップル誕生となります。カップル誕生となれば、その後お互いの連絡先を交換し合って、交際スタート、という流れになり、婚活バスツアーは終了です。
一日中、気を遣いっぱなしで疲れた
バスの中では初対面の人との長いフリートークタイム、フリータイムでは自分からどんどん行動を起こしていく、いつも以上に気をはって、終わったらどっと疲れてしまう人も多いようです。とにかく気をつかう場面が一日の中でぎっしりつまっているのが婚活バスツアーです。
旅行を心から楽しめない
折角旅行に行くのに、気を遣うことが多くて、旅行を純粋に楽しめないという意見もあります。また、ツアーコンダクターはあくまでツアーのサポートが主で、自分からヘルプサインを出さない限り、婚活のサポートには回ってくれません。旅行は楽しかったけれど、婚活としてはきつかった…など、旅行も楽しく婚活も大成功!というのは、理想論なのかもしれません。
費用対効果が悪い
婚活バスツアーは、ほぼ一日使うのに、出会える人数は多くて数十人です。しかもその中で自分の好みの人と出会える確率はさらに低くなります。マッチングアプリと比べてもかなり費用対効果の悪い婚活となります。他の婚活の活動の場については「誰からも選ばれない 婚活で選ばれるために必要な三つの力②」に載せましたので、自分に合った活動の場を探してみてください。
いきなり婚活バスツアーは覚悟が必要 まずはトーク型から
パーティ・イベント型は、
- トーク型(所要時間2時間程度)
- 趣味型(所要時間2~3時間程度)
- 婚活バスツアー(所要時間7~8時間程度)
- 婚活宿泊ツアー(所要時間2日程度)
などの活動の場があります。
婚活バスツアーは、ハピネスツアーや、TKKトラベルなどがあります。気になった方は対策を練った上で、参加してみてください。
また、いきなり婚活バスツアーはハードルが高いと思うので、まずはトーク型や趣味型で経験を積むことをおすすめします。OTOKONやPARTY☆PARTYは、トーク型の婚活パーティを中心に行っています。フリータイムもありません。また、OTOKONは、トークタイムを二回設定するなど、同じ人と話をする機会を設けていますので、経験を積むにはおすすめです。まずはそこで経験値を積んでから、婚活バスツアーに参加するのもありなのかな、と思います。
まとめ 婚活バスツアーのメリットデメリット
婚活バスツアーのメリット(良いところ)
- 年齢の区切りがあるので、希望年齢の人と旅行に行ける。
- 婚活を楽しみながら、旅行も楽しむことができる。
- 旅好きという共通点をもった人に出会うことができる。
婚活バスツアーのデメリット(悪いところ)
- 身分証明書の提出はあるが、独身証明書の提出はない。
- 費用対効果が悪い。
- 前もって心の準備をしていかないと、予想以上に疲れる。
ということで、今回は婚活バスツアーで準備してほしいこと5つを書きました。心の準備さえ整っていれば、旅行も婚活も楽しめると思いますので、ぜひ、色んな人と話すことが好きな人や旅行が好きな人は婚活バスツアーも検討してみてください。
また、自分にはどんな強みがあって、どんなタイプの婚活が合うのか知りたい方は、「誰からも選ばれない 婚活で選ばれるために必要な3つの力①」をお読みください。
最近、婚活に疲れてきてしまった。婚活成功への最短ルートが知りたい!という方は「誰からも選ばれない 婚活で選ばれるために必要な3つの力③」をお読みください。
みなさんに、永遠の幸せが訪れますように。