
40歳を超えると、一気に婚活が難しくなると聞きました。その理由って
一体何なんでしょうか。やっぱり若い子は人気があるから?
結婚相談所も、別のところに変えたほうがよいのでしょうか?

40歳以降の女性は、特に婚活が厳しくなるのは事実です。でも、それはかえって良いことかもしれません。本当に自分にとって大切な人を見つけられるチャンスがあるからです。
今回は、男性の心理を予想しながら、40代以降の女性が婚活、しいては結婚についてどのような考えでいると幸せでいられるのかを一緒に考えてみましょう!
40代以降の女性が、選ばれにくくなる理由3つ

まずは、40代以降の女性が婚活市場で厳しくなる理由を3つ解説します。
理由① 40歳以降の出産は、難しいと考えているから

2022年の平均出産年齢は30.9歳。国立成育医療研究所によると、35歳以上は高齢出産と言われています。高齢出産のリスクは、大きく分けると下の2つです。
・母体のリスク:早産、合併症、妊娠高血圧腎症、全治胎盤、帝王切開など
※45歳以上になるとリスクはさらに二倍
・流産のリスク:体外受精であっても、そのリスクは高く、35歳以上で上昇、40歳以上でさらに上昇
子どもがほしいと思っている男性の心理は

子どもはやっぱり、母子ともに健康な状態で生まれてほしい。それなら、リスクを考えると35歳までの人を選ばないと。
と、意識的に避ける傾向になります。また、両親に孫を見せたいと考えている男性もかなりの数います。…となると、子どもがほしいと思っている男性の方からは「40代」は意図的に外されてしまいます。
理由② 婚活の適齢期からは外れてしまっているから

IBJが出している「2022版成婚白書」によると、
男性:20代後半~30代前半
女性:20代前半~30代前半
が、成婚のピーク年齢です。40代は男性女性ともに、このピークから外れてしまっています。
そうなると、

結婚できないのは、何か理由があるんじゃないか。
と、「売れ残り」というレッテルを無意識に貼られてしまうからです。
理由③ 頑固で、受け入れてもらえないのでは、と思われるから

40歳まで未婚で生活することができている(シングルで子育てができている人も含む)人は、やはりそれなりにたくましいです。
・同世代が家族イベントや子どもの病気などで休む日も自分は仕事をする
・親や周りの配慮のない人から「子どもはいいよ」など言葉を投げかけられた
・独身は楽でいいよね、のような言葉を投げかけられた
などなど、これまでの人生の中で幾度となく理不尽な言葉を投げかけられたり感じたりして、それでも自分なりの楽しみを見つけて生き抜いてきている人です。
自分一人でも生きていくことのできる力をもっている女性であることは間違いないので、男性からすれば

この人と理解し合うのは難しそうだ…。
と、たくましいがゆえに、相手からは「素直ではなく頑固な人」と思われてしまいがち。それゆえ、「やっぱり40代はやめよう」と思われてしまう、ということもあるようです。
40代以降の婚活を支援するサービス「茜会」

40代以降の人は、もちろん色んなお相手を探すときに、「子どもが欲しい」と思っている人からは敬遠されがち、ということは覚えておいてほしいのですが、それならもともと子どもを目的としていない結婚相談所を、と考えているあなたへ、「茜会」という相談所を紹介します。
・入会金66000円(別の結婚相談所からの移動なら33000円)
・月額費2000円~(西日本・東日本で違いあり)
・成婚料はなし
・お見合いやパーティ形式
気になった方は、下記ボタンから資料請求をしてみてください!
40代女性が考えたい「結婚観」3つのワークをやってみよう!

なら、やっぱり結婚は諦めないといけないのでしょうか…?

出産→子育てという家族のイベントを外した場合、結婚に何を求めるのかという結婚観をまず自分自身がしっかりもつことが必要なんだと思います。そのギアチェンジの方法(ワーク)をして、一緒に考えてみましょう!
自分の結婚観を見つけるワーク① 結婚してやりたいことって何?


まずは、自分が「結婚したらやりたいこと(やってみたいこと)」を50個書き出してみましょう。そうすることで、自分は同居がいいのか、週末婚スタイルがいいのか、自分の結婚観が見えてきます。
紙とペンは準備しましたか?
それでは早速、自分が結婚したらやってみたいことを50個書き出してみましょう。
多分、20個あたりから、「もうない!」とつまってくると思うので、つまってきから、
以下の部分はどうしたいか、考えてみましょう。
・料理は一緒に作りたい?それとも一緒においしいところに食べに行きたい?
・自分の話を毎日聞いてほしい?それとも困ったときだけ話を聞いてほしい?
・空気みたいな存在になりたい?それともいつまでも彼氏彼女のようなドキドキしていたい?
こちらの質問は、前半が同棲婚、後半が週末婚(事実婚)に近いかと思います。自分の結婚観を見つけるヒントになるかと思いますので、ぜひワクワクした気持ちで書き出してください。
自分の結婚観をみつけるワーク② 自分ができることってどんなこと?

次は、自分の強みの発見ワークです。
どうして強みを見つけることが40代以降の婚活で重要かというと、
「子どもを産むことができない」(絶対ではありませんが…)以上、
より夫婦生活は「メリット」「デメリット」の生活になりやすいからです。
例えば、逆の発想で考えてみましょう。
あなたは、40代のバリバリのキャリアウーマン。年収も500万程度あり、月に10万円ほど貯金しながらも、年末年始や長期休みには旅行も行くことができる。
そんなあなたが、30代男性、年収200万、おしゃれで洋服が大好き、という人と結婚したらどうでしょう?
確かに若い旦那様をもつことができ、一緒に街を歩くと誇らしいかもしれません。
でも、結婚したら貯金が減ってしまったり、いつも行っていた旅行も制限されるようになった。
旦那さんは自分のお金目当てで結婚したのでは…と思うと仕事もやめられない。
…こんな結婚生活って、幸せと言えますか?
子どもを作らない、子どもを産まないということは、子育ての様々な家族イベントをしないということで、金銭的にも、時間的にも余裕が生まれます。
その分協力できる機会が減ってしまうということも意味します。
一緒に色んな困難を乗り越えながら、最後は夫婦として一緒にいるのが当たり前、になっていきますが、その様々な困難の半分は経験してきた、もしくは経験しないまま、老後を迎えることになります。
そうなればなるほど、夫婦生活はビジネスライクになりやすく、
結婚することで自分や相手にどんなメリットがあるのか、どんなデメリットがあるのかを考えていかないと、幸せな結婚とは遠いものになってしまいます。
このあたりの違いが、きっと30代後半までの婚活と40代の婚活の大きな違いになるかと思います。

結婚って、仕事じゃないんだから!そんな現実的に考えていて、幸せになんかなれるわけないでしょう!
という声も聞こえてきそうです。本当に、現実的でロマンのないことを書いて、申し訳ないなという気もちにすらなります。でも、考えてほしいのです。
人生100年時代、その約半分を生きてきて、ある程度自分の人生観をもっている40代女性。
一人で生き抜いてきて、ある程度世の中の仕組みも分かり、ぶっちゃけ結婚しなくても生きていけるとすら思っている40代女性。
そんな、人生経験豊富な40代女子が、納得できる男性って、もはや結婚してると思いませんか?
だとしたら、自分をある程度納得させられるだけの材料が必要です。
それが私は結婚する「メリット」「デメリット」だと思っています。
それは、自分だけではありません。お相手にもメリットを提供できなくてはいけません。そこで、自分のできることを書きだして、理解していてほしいのです。
・自分は料理が得意で、相手に毎日おいしいご飯を食べさせてあげられる。
・自分はおしゃれが好きで、男性のファッションにも興味があるので、結婚した人をよりおしゃれにしてあげられる。
・自分は年収が600万あるので、年に数回は一緒に旅行に行けるだけのお金がある。
・自分は掃除が好きで、人のものを片付けるのも好きなので、部屋を常にきれいにできる。
などなど。自分は結婚したらどんなことを相手に提供できるのだろうか、それを毎日する生活を想像してみた時に苦ではないだろうか…?そんなことを考えていくと、また「同性婚」「週末婚」どちらの方が自分には合っているのか見えてくるかもしれません。
自分の結婚観をみつけるワーク③ 自分の弱み、苦手はことはどんなところ?

最後に行ってほしいワークは、自分の強みを見つけるワークの逆で、自分の弱みを自覚しておくワークです。ノートにいくつか書き出してみましょう。
・実はコミュニケーションがあまり得意ではなく、一人でいることの方が好き。
・人に拒否や注意をされることが苦手で、そういう人や環境からは離れたいと強く感じる。
・基本的に人をあまり信用しておらず、人の言うことを半分疑って聞いてしまうため、人の輪の中に 入っていくのが苦手。
・自分のいうことと違うことを言われると、強く拒否したくなってしまうので、あまり人とは深くかかわりたくない。(自分の嫌な部分を見せたくない)
などなど、これは私の短所を書きました。笑。
婚活をしていても、40代まで結婚ができていない人には、ある程度その「原因」があります。私はきっと上記のコミュニケーション能力が低く、自己肯定感が低い面が影響していると思います。
40代以降の女性が、婚活で成功を収めようと思ったら、ある程度この自分の短所と向き合って、自分を変えていく努力をしていかなくてはいけません。
その原動力になるのが、ワーク①の「結婚したらしたいこと」になります。
結婚したらしたいことがワクワクする内容であればあるほど、この自分の短所と向き合う勇気が出てきます。自分の短所を相手にさらけ出すことができるようになります。
なので、ワーク①の結婚したらしたいことは50個くらい書き出すと、その中からわくわくすすることが生まれてくると思いますので、まずはそこから取り組んでみてください。
まとめ 40代女性の婚活成功のカギは「わくわくすることを見つけること」

人生をここまで強くしなやかに生きてきた40代女性のみなさんならきっと分かっているはず。
結婚するだけでは、幸せになれない
ということを。
お父さんに肩車されて笑っている子どもを見て、いいなと思ったあの日
家族みんなでディズニーに行ったと聞いてもらったお土産を見ながら、いいなと思ったあの日
でも、現実は、
公園や人の目のあるときだけ、優しい父親面する旦那にイライラいている妻
毎年ディズニーに行きたいのに、旦那の収入が上がらず、もやもやしている妻
そう、目に見えている光景だけでは、本当に幸せを感じているかどうかは分からないことを知っているのが40代女性の大きな大きな強みだと思っています。
だからこそ、私たちは幸せへの最短ルートを歩いていこうではありませんか。
そのカギになるのが、「ワクワクするかどうか」と、「徹底的な自己理解」です。
40代、それを超えていけばいくほど、腰は重く、すぐに行動できなくなっていきます。
行動するにも「理由」が必要になってきます。
感性や直観だけでは、動けなくなってしまいます。
自分を動かす原動力になるのが、「ワクワクすることを見つけること」です。
結婚生活に夢や憧れをできるだけ現実的にもつこと。これこそが40代女性の原動力になります。
ぜひ、休日、ゆっくりしたカフェでノートを広げ、「結婚したらやりたいこと50」を書いてみてください。
40代女性のみなさんが、結婚を通してさらに幸せになることを、心から応援しています。
最後に、筆者おすすめの婚活サイトは「ゼクシィ縁結びエージェント」です。「【ゼクシィ縁結びエージェント】リアルな口コミまとめ」にも書きましたので、ぜひ迷っている方はお読みください。
みなさんが、永遠に幸せになりますように。
