年収の高い相手との結婚…。いいなとは思うけれど、ずっと幸せに生活することなんてできるのかな。お金のことが原因で離婚とかならないのか心配。
素敵な方だと思うけれど、相手の年収が低い。自分は将来子どももほしいから、金銭感覚とか合わないと嫌だな。
「玉の輿婚」は、憧れですが、難しさもあります。今回、収入の格差は離婚につながりやすいのかを調べ、収入差のある相手とも幸せになれる方法を記事にしました。これを読めば、収入差のある相手との結婚でも、ずっと幸せになれますよ。
収入の格差は離婚につながりやすいのか？
離婚理由の中に収入格差はどのくらい影響するのか。司法統計のデータから、分析してみたいと思います。
| 男性（１５５００人） | 離婚理由 | 女性（４３４６９人） |
| ５９％（９２４０人） | 性格が合わない | ３７％（１６３０４人） |
| １３％（２１３２人） | 異性関係 | １９％（ ８５７６人） |
| ２０％（３１５９人） | 精神的に虐待する | ２５％（１０９４６人） |
| ４％（３１７３人） | 生活費を渡さない | ３０％（１３２３５人） |
男女離婚理由第一位の「性格が合わない」という面を収入格差で考えると、「収入差は価値観の差」。お金をどう使うか。というところで性格が合わず、離婚につながることはありそうです。
女性離婚理由第二位は「生活費を渡さない」でした。夫婦だから、共有財産になるというわけではないようです。結婚したものの、生活費を出してくれず、相手が高収入なだけに不満が強くなるということはありそうですね。
男性離婚理由第二位、女性三位は「精神的に虐待する」でした。お金の使い方からズレを感じ、「俺が稼いでやっている」や、「あなたは稼いでないんだからそのくらいはやってよね」などの気もちが言動になって相手に伝わってしまうということはありそうです。
収入の差は価値観の差 どんな価値観があるのか
お金に対する価値観は、どんなものがあるのでしょう？今日は、高収入の方にありがちな、３つのタイプ分けをしました。
タイプ１ お金と時間を大切にする「経営者タイプ」
お金大好き。好きな言葉は「費用対効果」！たとえ一本の缶ジュースでも、それが本当に自分を幸せにしてくれるのか、考えてから買います！
タイプ１は経営者に多い、お金と時間をとにかく大事にするタイプです。本当に必要なものにお金を出すことは惜しみませんが、無駄遣いがとにかく嫌い。「安いから」という理由で物を大量に買う人があまり好きではないタイプです。
タイプ２ お金より大事なものがあるでしょう「公務員タイプ」
お金よりも大切なものがあると思います。お金はあくまでも大切なものをかなえるための手段です。なので家計簿はつけません。ざっくりプラスになっていればOKです。
タイプ２は公務員に多い、お金には割と無頓着でお金よりも大切なものに価値をおくタイプです。公務員という性格上、ある程度家計簿をつけなくてもお金は自然と増えていくため、ざっくりと金銭管理をしています。これまで何となく増えていたのに、付き合ったり結婚したりすることで何となく減っていってしまうとストレスを抱えてしまいます。
タイプ３ とにかく忙しい！自分大好き「医師・スポーツ選手タイプ」
とにかく毎日忙しくて、お金を払ってでも時間が欲しいです。自分の仕事に集中できる環境が何より大事です。自分を支えてくれる人と一緒になりたいです。
タイプ３は医師やスポーツ選手、芸能人などに多いストイックで自分を高めることに価値を感じるタイプです。自分を高められる環境が何より大切で、そのために使うお金は惜しみません。自分の時間や自分のパフォーマンスが落ちてしまうような相手とはあまり好みません。多くの人を幸せにすることに生きがいを感じているため、同じ目的を共有できる人を好みます。
自分は何タイプかを知って、強みを生かそう！
高収入の３つのタイプを知ったら、次は「自己理解」です。自分は何タイプが一番近いと思いましたか？結婚生活を維持していくために大切なことは価値観を合わせていくことです。自分の価値観が分かったら、その強みを生かしましょう。各タイプの強みの生かし方を紹介しますね。
タイプ１ 経営者タイプに合う人 強みの生かし方
- 家計簿をつけよう
- 先を見越して何にいくら必要なのか計算しよう
- なぜその商品が自分にとって必要なのか説明できるスキルを身につけよう
経営者タイプに近いなと思ったあなた、まずは自分の家計簿をつけてみましょう。そして、一年でいくら貯金できるか、挑戦してみるとよいと思います。さらに、「なぜその品物が自分にとって必要なのか」自分に問いかける時間を作ってみてください。説明できることで、自分の思いが相手に伝わり、よりよいものを選択できる夫婦になっていくと思います。
金銭感覚がしっかりしているから、安心して家のことを任せられるよ。家族のイベント一つ一つでも、本当に必要なものかどうか最後まで感情的にならずに話し合えるから、一緒に創っていると感じる。
タイプ２ 公務員タイプに合う人 強みの生かし方
- お金より大切なものの価値を語れる人になろう
- １００円のお菓子、１００円のお茶でも幸せを感じられる人になろう
- 感じた幸せを声に出そう
公務員タイプに近いなと思ったあなたは、お金よりも大切なものの価値について語れる人になりましょう。「高いからおいしい」のではなく、「心を込めて作ったのが分かるからおいしい」のです。それを声に出せる人に、公務員タイプの人は魅力を感じます。また、安くても幸せを感じられる人にも魅力を感じます。ぜひ、感じた幸せを声に出す習慣をみにつけてみてください。
この人と一緒にいると、本当にお金より大事なものがあるって実感する。自分も同じようにこの人を大事にしたい。生まれてくる子どもにも、お金より大事なものがあるってことを伝えたい。お金をかけなくったって、幸せになれるんだな。
タイプ３ 医師・スポーツ選手タイプに合う人 強みの生かし方
- 家族の健康のために、料理を勉強しよう
- 自分の時間を大切にしよう
- 自分の仕事の優先順位をつけて行動しよう
医師・スポーツ選手タイプを好きになったあなたは、献身的な人になれるよう努力していきましょう。まずは食事。自分の食べる食事から作ってみましょう。そして、お相手の時間を大切にできるように、自分一人の時間も充実できる人になりましょう。つまり依存ではなく「自立」していることが大切です。さらに、言われたことをやる→目的を考えて行動できる人になるために、優先順位を考える癖をつけてみましょう。まずは自分の仕事の順番を考えるところから強みをのばしていきましょう。
この人と一緒にいると、本当に自分の仕事に集中できるようになった。結婚してよかったなと心から思う。健康も気遣ってくれるし、自分の時間も大切にしてくれる。もっともっと稼いで、家族を幸せにしたい。
まとめ
収入の差は価値観の差
収入の差は価値観の差です。まずは、「自分のお金への感覚」と、「お相手のお金の感覚」を知ることからはじめましょう。
価値観を埋めていける努力ができるかどうかが、収入差のある相手とうまくいくコツ
お相手と自分の価値観が違うなと感じた場合、その価値観を埋めていける努力をすることができるかどうかが、収入差のある相手と長続きしていくコツだと思います。
まずは自分がその価値観の違いを埋めるために努力できるかどうか、自分に問いかけてみてください。
「違い」をすり合わせていける努力こそが、ポイント
本来、夫婦間は上下関係ではなく、対等な関係のはずです。それが、収入差があることで、どうしても収入のある人のほうが「上」という感覚になってしまいます。その感覚を打開するためにも、タイプ別に合わせた努力をし、「お互いに尊敬しあえる関係になること」が大切なことだと思います。ぜひ、前向きに努力を重ねて幸せを手に入れてほしいな、と思います。
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