IBJ以外の結婚相談所でも、良い出会いはあるのかな?小さな結婚相談所でも多くの人と出会うことはできるの?「連盟」ってよく分からないんだけど、入っている相談所の方が良いの?それはあまり関係ないの?もし、IBJ以外の結婚相談所にする場合はどこにすればいいのかな?
婚活は連盟の中のみで行う、というのが婚活業界の常識だったようですが、婚活業界の常識に大きな風穴を開けようとしている会社もあるようです。結婚相談所の中には、そもそも連盟に入っていない会社もあります。
今回、「連盟とは何か」を説明するとともに、5つの連盟の差や、大手結婚相談所がどの連盟に所属しているのかを調べました。この記事を読めば、連盟とは何かが分かることと、IBJグループ以外の人と出会うためにはどの結婚相談所があるのかを図解にしました。
結婚相談所連盟ってなに?
上の図は「IBJ」の図です。日本最大の結婚連盟です。連盟とは、たとえ小さな会社であっても(自営業であっても)連盟に加入さえすれば、連盟に登録している人を相互に紹介し合える仕組みのことです。
IBJ以外の結婚相談所連盟も同じです。登録さえしていれば、そこに登録している人同士を自由に紹介し合えるため、成婚率が高まります。そのため、特に小さい会社にとっては、連盟に入ることが不可欠であるようです。
令和5年3月24日、婚活大手IBJに独占禁止法の疑いで立ち入り検査が入りました。立ち入り検査について詳しく知りたい方は、「IBJって大丈夫? 立ち入り検査を徹底調査!」をお読みください。
今回の記事はその続編というか、婚活業界に風穴を開けようとしている、今の婚活業界を調べた記事になります。
6つの連盟の一覧表
結婚相談所連盟の大手6社の一覧表です。結婚相談所として起業しようとしている人は、まずこの連盟に登録して、自由に紹介することのできるシステムを確立することが第一関門となります。見ていただきたいのは連盟登録料です。日本全国様々な人を紹介し合えるようにするためには、66万円から150万円の登録料が必要になります。さらに登録料だけでなく、月額費も請求されます。
大手でも、小さい会社でも、結婚相談所の値段がなぜそこまで高いのか、疑問に感じていた人はいませんか?秘密はこの連盟への加盟金と月額費にあるようです。
結婚相談所連盟に風穴を吹かせた「コネクトシップ」
この「高い加盟金」や、「連盟に入っている人同士しか紹介し合えない」というシステムを変えるべく登場してきたのが「コネクトシップ」です。
コネクトシップの大きな特徴としては
・登録料がかからない。審査に通れば入ることができる。
・成婚を希望する人が300名以上いる会社であれば、どの連盟に所属していようが所属していなくても入ることができること。
の二点です。連盟ではなく、連盟のような役割を担っていて、さらに連盟のように加盟金を要求しない会社ということになります。この会社の立ち上げに関わったのがパートナーエージェントです。
現在はこのコネクトシップに、ゼクシィ縁結びエージェント、Yahoo!婚活コンシェルプラン、OTOCONメンバーズ、などの婚活サイトに加えて、ノッツエ(結婚相手紹介サービス)、JBA(日本結婚相談協会),TMS(全国結婚相談事業者連盟)、などの結婚相談所連盟までもが登録をしています。
コネクトシップだけで、会員数約32000人。連盟に入らなくても連盟と同じような紹介システムを行ってくれるということで、まさに婚活業界に風穴を開けたシステムであるといえるでしょう。
筆者一押しの婚活サイトゼクシィ縁結びエージェントも、連盟には入らず、コネクトシップを利用することで、紹介できる会員数を増やし、消費者に安く提供することができているんですね。
ゼクシィ縁結びエージェントについては、「【ゼクシィ縁結びエージェント】 リアルな口コミまとめ」をお読みください。
それぞれの結婚相談所連盟
婚活大手IBJ 日本結婚相談所連盟
まずはIBJグループ(日本結婚相談連盟)です。直営店にIBJメンバーズとパーティ☆パーティをもち、サンマリエ、ツヴァイと連携。IBJ正規加盟店は3700店を超え、グループ総会員数は80000人を超えています。まさに、日本最大の連盟となっています。
TMS 全国結婚相談事業者連盟
続いては、TMS(全国結婚事業者連盟)です。さきほど説明したコネクトシップの会員数と、スクラムという婚活プラットホームの会員数合わせて75000人をもつ連盟となります。
ちなみにこのスクラムですが、事業内容はコネクトシップとよく似ているシステムとなっています。事業提携者としてNNR(日本仲人連盟)、婚活企業としてはパートナーエージェントがあります。
JBA 日本結婚相談協会
JBA(日本結婚相談協会)も、さきほど話したコネクトシップと提携しています。さらには、BIU(日本ブライダル連盟)ノッツェ(結婚相手紹介サービス)とも連携することで、紹介者は10万人を超えています。
BIU 日本ブライダル連盟
BIU(日本ブライダル連盟)は、JBA(日本結婚相談協会)と、ノッツェ(結婚相手紹介サービス)の三社で協力し合うことで、会員数を66000人まで増やしています。
ノッツェ 結婚相手紹介サービス
ノッツェは、直営店にノッツェ結婚相談情報センターをもち、多くの連盟と協力して会員数を増やしています。会員数は10万人以上。会員数でいえば日本最大の連盟となります。
登録料は70万円~150万円。その幅広い人脈を武器に、登録する時に紹介範囲が県内、近隣県、全国かどうかで登録料が変わるようです。
NNRは、ノッツェやTMSにも入っているため、紹介は割愛させていただきます。
婚活業界勢力図
先ほど紹介した5つの連盟を一枚にまとめましたが、IBJグループ以外の連盟は、どこかでつながっているわけです。これが、IBJグループ(IBJ)が大手と言われる理由です。IBJグループは、単独という部分に強い売りがあります。それゆえ、他の連盟にも加盟している相談所の存在はおもしろくなかったのかもしれません。
婚活サイトは?連盟とはどのようなつながりがあるの?
単独で集客をしている「オーネット」
オーネットは連盟に入らず、コネクトシップにも入らず、単独で会員数を集めている会社です。会員数は43000人。一つの会社だけでそこまで集客出るのはさすがですね。ただ、休会者もいるため、実質は33000人程度での活動になるようです。
婚活サイト一覧をグループ分けしてみたら
黄色がIBJグループ、赤色がコネクトシップに参入している婚活サイトです。良い人に出会えないから婚活サイトを変えようと思っても、同じ色のところで変えても、出会う人にあまり変わりはないということです。
まとめ IBJを調べたら、結婚相談所の値段がなぜ高いのかが知れた
結婚相談所に入会すると、月会費に加えて成婚料という大金を支払って退会という流れになります。なぜ、結婚相談所はそこまで高いのだろうとずっと疑問でした。それは、これまで紹介できる人を増やすためには連盟に入るしか選択肢がなかったからです。
その婚活業界の高い壁に挑んだのが「コネクトシップ」。連盟に入らずとも、相互に紹介し合えるシステムとあって、大手婚活サイトや、さらにはIBJ以外の結婚相談所連盟までもが利用する、まさに大きなプラットホームになっています。
私としては、このコネクトシップに大きな期待をしています。もう少し小規模の会社でも参入できるようになれば、地方の結婚相談所が増え、相談所自体の費用も、もっともっと安くなっていけるはずだからです。
さらに今回調べて勉強になったことは、どの結婚相談所に入っても紹介される人が同じなのであれば、無理をして「大手」にこだわる必要はありません。IBJグループであれば、「IBJ正規加盟店」であれば紹介される人はみんな同じなので、単純に安いところやサービスが納得できるところを選べばよいということです。
私のおすすめの婚活サイトはゼクシィ縁結びエージェントです。詳しくは、「【ゼクシィ縁結びエージェント】 リアルな口コミまとめ」をお読みください。
みなさんに、永遠の幸せが訪れますように。