婚活って、早い人で半年、遅くとも一年くらいで結婚相手を見つける。というけれど、どうしてそんなに短期決戦なんでしょうか?これから先の未来、ずっと何十年も一緒に過ごしていく人をたった半年で決められるものなの?
マッチングアプリをつかって、良い人を見つける期間が大体1~2か月、良い人を見つけて仮交際をする期間が1~3か月、真剣交際の期間が3~6か月、合計すると早い人で5か月、平均して大体一年くらいが、婚活開始から終了までの目安と言われています。婚活は物件探しと本当によく似ています。今回は婚活が短期決戦で決められる人の特徴と、婚活アプリや相談所で婚活を始める人や始めている人に確かめたいことをお伝えします!自分を知って、自分で幸せをつかんでいきましょう!
婚活=物件探し 婚活の一連の流れと比較してみた
流れ①条件を伝える
婚活の場合 | 家探しの場合 |
生活圏 どこに住む人が良いのか | 場所(どのあたりで住みたいか) |
自分の年収 | 家賃(家賃はいくらまで出せるのか) |
希望する性格 | 生活スタイル(周りの環境) |
お相手の希望年収 | 間取り、広さ |
見た目 | デザイン、写真 |
このように、まずは窓口で希望条件を伝えますね。これは婚活も家探しも同じ。自分がいくらまで出せるのかと、会社がその条件に合わせた物件(人)を紹介してくれるシステムですね。
流れ②店員さんから紹介してもらったり、自分でネットから見つけてきたりする
条件に合わせて店員さんが紹介してくれたり、自分でネットを見て良いなと思った人や物件に対して店員さんが詳しく資料を見せてくれたりと、こんなところも家探しと似ていますよね。
流れ③実際に会ってみる 実際に見に行く
ある程度決めたら、実際に見に行きますね。婚活でいうとアポになりますでしょうか。これ、実際に物件を見に行くときって「多くても3件くらい」じゃないですか。でも、アポはかなり多くの人が会いに行きますよね。実はこれが、婚活でより選びにくくしている気はしています。
流れ④結婚するかどうかを決める そこに住むかどうかを決める
そして最終的にこの人、と決めたりこの家に住む!と決めたりしますね。最終的にこの決断がとても大切ですよね。
婚活=家探し 早く決まっていく人の特徴
ある程度「絞る」ことで、決めやすくなる
家探しは店員さんが「実際に見に行くのは2~3件にするとよいですよ。」とアドバイスをしてくれます。これ、実際選択肢が多いと人は迷って決められなくなるからなんですよね。
ある実験でも、お店に2~3種類の商品を並べた場合と、20~30種類の商品を並べた場合では、購買率が下がってしまったという実験があります。
選択肢が多すぎると、かえって迷ってしまいます。なので、婚活でも「この人にしよう」と数ある条件の中から絞ることができる人は、決まりやすくなります。
「期日が決まっている」と早く決まっていく
家探しの場合、4月から仕事だとか、どうしても〇月までに住まなくてはいけない。という期日が決まっている場合は、すぐ決まっていきますよね。それは、ある程度条件に合わせて妥協をするから、ということもありますが、決めるために選んでいるということが大前提です。
婚活の場合、結婚するために選んでいる人もいますが、実は結構「良い人がいたら結婚する」という人も多いんです。良い人というのは自分の条件にすべて当てはまっている人です。
物件で例えると分かりますが、そんな人いると思いますか?かなり探さないと難しいし、そういう人は早々に結婚している(物件でいうと他の人に取られている)ということが多いです。
なので、〇月までに結婚する!と宣言をして、決めるために選ぶように自分をもっていくというのも、効果的な方法です。
優先順位をつけられる
「早く決める」ためには、ある程度の妥協が必要になります。でも、自分の住む家、自分の人生をかけているのですから、全て妥協で決めたくはないですよね。
そこで必要になってくるのが「優先順位」。物件選びのときには、ある程度この優先順位を無意識で使っています。家賃のこと、場所、景観、周囲の環境のなど、総合的に判断して、折り合いをつけて決めていきます。
婚活にも生かすとすると、一番譲れないものは何かを自分の中にもっておくことが大事です。その一番譲れないものは何かを知るために必要なのが「自己理解」です。自己理解については、「誰からも選ばれない 婚活で選ばれるために必要な3つの力①」に書きました。ぜひ、自分を知って自分が一番大事にしたいものは何なのかを見つけ出してほしいなと思います。
婚活≠家探し 婚活が家探しと似ていないところ
物件は何も言わないけれど、お相手には感情がある
家(物件)には感情がありませんので何も言いません。でも、婚活は相手が人間だから、もちろん感情があります。自分がいくら好きだと思っていても、相手もそうだとは限りません。逆に自分はあまり好きではないなと思ったとしても、好意を寄せられることもあります。
だからこそ、「歩み寄り」が必要であり、「対話」がとても大切になります。
相手にも自分にも家族がいる
自分にも家族はいますが、もちろんお相手にも家族がいます。物件探しであれば、自分と自分の家族さえ納得していればOKでしたが、結婚となると、自分と自分の家族にくわえて、相手と相手の家族も納得しないといけません。相手が人間ということは、やはり関わってくる人が多くなるということで、関わる人が多くなればなるほど、色んな問題が起きてきやすくなるわけです。
未来は末広がり!
相手は物件ではなく人間ですから、もちろん未来は末広がりです。子どもを授かれば家族が増えますし、関わり方によっては物件以上の価値が自分にもたらされます。
人と関わりを増やすことが面倒だ、人と関わりをもつことで問題も増えるし、その問題を解決していくことがめんどくさい、と考えている人もいるかと思います。
ただ、「結婚で本当に幸せになる たったひとつの考え方」でも書きましたが、結婚というものは人生の幸福度を上げてくれます。人と関わることはめんどくさいこともありますが、やはりそれ以上に幸福をもたらしてくれるものでもあるんですね。では、どうしたらその「幸福」につながっていくことができるのでしょうか。
永遠婚アドバイス 相手に条件を付けるなら「対話できる人か」
永遠に幸せになるためにたった一つだけ条件をつけるとしたら、「対話できる人か」で選んでください。「結婚で本当に幸せになる たったひとつの考え方」でも、「真剣交際のときに確かめておきたいった一つのこと」でも書いていますが、とにかく一番大切なことは対話できる人かということです。
実は結婚生活の中で一番苦しいのは対話ができないことです。
・結局譲ることができず、自分の主張ばかりを通してしまう人
・話し合おうとしても否定ばかりで、人の意見を受け入れられない人
こういう人と一緒にいても、幸せにはなれません。
そして同時に確かめてほしいことは、「自分の対話力はどのくらいか」ということを知ることです。
人と話すとき、お相手と話すとき、自分は相手を結局否定してしまって受け入れられない人ではないのか、なんだかんだ言って自分の意見を曲げられない人ではないのかということを確かめてみてください。
この対話力の低い人は、結婚しても幸せにはなれませんし、相手も幸せにはできません。結局自分が大事で、自分の主張を通さないと気がすまなくなってしまうからです。
自分は対話力が低いな、と自覚している人は、本格的な婚活を始める前にまずは対話力を磨くことをおすすめします。具体的には、パーティー婚活などで話す機会を増やし、意識的に相手の主張を受け入れられるよう、対話を意識しながら練習をするのです。パーティ婚活については、「イベント パーティー婚活 大手五社 徹底比較!」に書きました。自覚をすれば必ず人は変わっていきます。どんどん行動にうつして、自分の対話力を上げていきましょう!
まとめ 夫婦は折り合いをつけていくことで、幸せになっていく
いかがでしたか?今日の記事のまとめを書きます。
・婚活は家探しと似ていて、短期決戦
・多い条件の中から絞れる人がうまくいく
・相手に求める条件はたった一つ、対話できるかどうか
・自分が対話ができないと自覚している人はまずはパーティ婚活に参加して対話を練習しよう
家でも、「ちょっと違うな」と思ったり、「ここはもう少しこうだと良かったな」と思ったりしたことがあっても、工夫して受け入れていくように、
結婚でも、「え?この人ってこんなところがあるの?無理なんだけど」と思ったり、「あーもう、この人のこういうところだけは許せない」と思ったりしたとしても、工夫して受け入れていく力が必要です。そのためにも、工夫できる相手であることが大切で、それは自分にも相手にも寛容さがあるかどうかという部分につながっていきます。
夫婦になってもお互いの価値観を受け入れながら、折り合いをつけていくことで、お互いに寛容さが身について幸せになっていきます。
寛容さのある夫婦から生まれた子どもも、寛容さを感じ、幸せになっていきます。
まさに、「正のスパイラル」ですね。
そうやってじわじわと時間をかけて、家と同じように夫婦も「好き」を深めていけることが、永遠に幸せになっていくことにつながっていくのかな、と思います。
ぜひ、寛容さを身につけて、短期決戦で幸せになっていきましょう!
最後に、筆者おすすめの婚活サイトは「ゼクシィ縁結びエージェント」です。「【ゼクシィ縁結びエージェント】リアルな口コミまとめ」にも書きましたので、ぜひ迷っている方はお読みください。
みなさんが、永遠に幸せになりますように。